生産性向上というと、店や工場が行うもので自分たちは関係ないと思っている社長はいませんか。

工場では昔から生産性向上は言われており、現在では全く意識しない経営者の方がまれです。

むしろ生産性向上の余地が大きいのは、IT系やオフィスなのです。

パソコンのデスクトップに多くのファイルが張り付いている、机の上に書類が散乱している、いずれも必要な書類がどこにあるか探しますね。

その探す時間は生産性ゼロです。

データがどこにあるかバックアップファイルを検索する、昔の書類を探しに棚を調べる・・・いずれも無駄な時間です。

ではどうするか。

最初にすべきことはシンプルです。いらないものを捨て、きれいに並べるのです。

パソコンのデスクトップ画面がファイルで半分以上埋まっている人、要注意です。

机の上にむき出しの紙が散乱している人、いい加減にしましょう。

ものを探す、そのために移動する時間は、当人は一生懸命でも何も付加価値を生んでいない無駄な時間であることを社長は特に意識しなければなりません。

整理・整頓は、工場の生産性向上で有名な５Sのうちの最初の２S（せいり・せいとん）に当たります。

製造業では当たりまえの知識です。代表が以前出張でいった中国の工場でも当然のようにされていました。

そもそも整理・整頓ができていないのは、パソコン画面や机の上の問題ではなく、その人の頭の中が整理・整頓できていないのです。 そのような人は急ぐ仕事でも優先しない、言われたことがすぐに理解できない・取り掛かれない、結果として生産性の低いダメ社員になります。

しかし、日常業務に追われ、整理・整頓をする時間が無い、そもそも自分が整理整頓ができないいないのに社員に言いづらい社長もいるでしょう。

また整理・整頓をしてもすぐに戻ってしまう現場もあるでしょう。

実は整理整頓は、最初の第一歩にすぎません。その先にはさらに生産性を向上させる手段が大量にあるのです。

この重要な第1歩、一人では中々始めるのが難しいと困っている社長は是非ご相談ください。

社員への教育、具体的な整理・整頓のから次の生産性向上の手段まで、二人三脚で支援致します。