価格転嫁交渉をうまく進める秘訣~交渉姿勢
交渉を始める際には①交渉は対決ではないこと②簡単にあきらめないこと③感情的にならないこと、の3点を意識しておきましょう。
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交渉は対決ではありません
交渉は自分の主張を押し通すものではありません。まして敵同士として戦うものではありません。戦いになっては、価格転嫁交渉自体はうまく行ったとしても、その後の取引継続には支障が出てしまうでしょう。
主張すべきところは主張しなければなりませんが、お互いができるだけwin-winになることを意識しましょう。
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簡単にあきらめてはいけません
交渉は1回で決まる方がめずらしいです。
断られたからと言ってすぐにあきらめるくらいならば、最初からしない方が良いです。本当に価格転嫁交渉をしなければならないと思っているならば、すぐにあきらめられないはずです。
特に今は国の施策として価格転嫁交渉をする方針ですから、もし相手にされない、取引縮小・停止を匂わせる態度を相手がとったならば大問題です。
お店では定価をアップすると途端に売上が下がることはしばしあります。そのため予めよ予告をする、常連客にどの程度の値上げならば許容できるか先に訊いておくのも良いでしょう。
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感情的になってはいけません
”和を以て貴しとなす”日本人は交渉下手の方が多いです。「自分の言っていることは正しいから、相手は了承すべきだ」これは交渉では無く、恫喝でしょうか。大企業に今まではこのような姿勢が多く見られました。しかし今は国から厳しい処置を受けます。価格転嫁交渉に応じない、ほとんど上げない企業が実名入りで晒されました。
自分も都合もあるが、相手の都合もあることを考えあくまでも冷静な交渉をしましょう。本当は交渉自体は過熱しても終わったら、さっと食事に行くことができるくらいの関係性ができていると良いです。
交渉は感情的になった方が負けです。
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