リーダーシップを学ぼうとすると、しばし戦史や成功した社長の例を取り上げられます。

話としては面白いことが多く納得感もあるので、「よく分かった」と思い、自社に帰って同じようなことをすると大概失敗します。

近頃の流行りでは、「従業員の寄り添って」とか「下部に権限移譲」できるリーダーシップが出ています。

もちろん全く間違いでは無いのですが、やる気のない従業員ばかりや難易度の高い仕事なのに、いきなり権限移譲されても却って混乱してしまいます。

そこで、各々の組織（会社）の状況に合わせて、最適なリーダーシップのを取ろうというのがコンテンジェンシーリーダーシップ論です。

状況に合わせ以下通り4種類ののリーダーシップを使い分けるのです。

１．従業員の意欲は低い、仕事も習熟していない（繰り返しの業務）・・・教えるリーダーシップ

２．従業員の意欲は高い。仕事は習熟していない（繰り返しの業務）・・・説得するリーダーシップ

３．従業員の意欲は低い、仕事は習熟している（複雑、考える業務）・・・参加を促すリーダーシップ

４．従業員の意欲は高い、仕事は習熟している（福材、考える業務）・・・任せるリーダーシップ

同じ仕事、メンバーでもリーダーシップの取り方が変わることがあります。

従業員が仕事に慣れていて、同時に慣れから意欲が下がってしまう（上記の２→３へ移る）ことはよくありますが、その時に仕事を真面目にするよう説得しても効果は低いでしょう。どうすれば自発的に参加するようになるのかを考えて導くのが、この場合のありたいリーダーシップです。

しかし、ご自分でどのようにリーダーシップを取れば良いか、客観的に判断するのは難しいのです。

上記４つのリーダーシップを意識せず、全て使いこなせる方はほとんどいません。

お困りの時に、YF経営コンサルティングは第三者の視点から支援をさせて頂きます。

リーダーシップの取り方につき、教科書的ではなく、実際に会社の赴き、見て、聞いて、感じてから提案をさせて頂きます。

まずはお気軽にご相談ください。